【清水】北川、クラブ日本人史上初J15戦連発だ「歴史に名を残す」

スポーツ報知
練習前、六反(左)らとボール回しする北川(中央)

 J1清水エスパルスは2日に湘南と対戦(BMWス・午後7時)する。1日は三保で調整。FW北川航也(22)がクラブの日本人史上初となるJ1での5戦連発に挑む。

 エースの表情に揺らぎはなかった。9月21日のG大阪戦から4戦連発中。「状態はいいですね」。清水でJ1同一シーズンで5試合連続得点となれば、94年のトニーニョ、98年のオリバ以来。日本人では岡崎慎司もマークしていない初の快挙だ。達成すればクラブ記録の6戦連続(95年・マルコ)にも王手がかかる。「特別意識しないけど、エスパの歴史に名を残せれば」と笑った。

 今節は日本代表・森保一監督(50)が視察。10月のパナマ戦でA代表デビューしたストライカーは「また呼ばれるためには結果しかない」と再びラブコールを受けるために猛アピールする構えだ。

 チームは14年4月以来となる、J1での4連勝がかかる。「期待されることは自分たちの職業には付き物。それが選手の価値を高める。相手も(中2日で)きついと思うので、前半が勝負になる」。ルヴァン杯王者から主役の座を奪い、チームをACL圏内入りへ前進させる。(武藤 瑞基)

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