ペルセポリス、スタメン公表で余裕の調整 指揮官は不敵な笑み ACL決勝で鹿島と対戦

スポーツ報知
ミニゲームで調整するペルセポリスの選手

◆ACL▽決勝第1戦 鹿島―ペルセポリス(3日・カシマスタジアム)

 鹿島と対戦するペルセポリス(イラン)は2日、カシマスタジアムで冒頭15分のみ公開の調整を行った。

 ペルセポリスはピッチ脇でのストレッチを含めた簡単なアジリティートレーニングを行った後、ピッチ内へ移動。日本の報道陣や鹿島関係者が見守る中、主力と見られるグループがビブスを着用し、11対11のミニゲームをスタートさせた。4―4―2の布陣でプレスの掛け方を反復し、少ないボールタッチで前線へ運ぶ形を繰り返した。

 通常、公開部分はボールコントロールやパス回しを行い、非公開後に戦術練習を行うものだが、堂々とスタメンを“公表”する余裕の調整ぶり。公式会見に出席したイバンコビッチ監督は「鹿島は素晴らしいチーム。アジアで最高の2チームが決勝に残った。決勝の舞台に相応しいチーム」と鹿島をたたえつつ、「彼らには強みがあるが、対策はしっかりと練っている」と不敵に笑う場面もあった。

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