澤穂希さん、なでしこジャパンにエール「新しい歴史を作ってほしい」

スポーツ報知
なでしこリーグ2018表彰式に、同リーグ歴代MVPとして出席した高倉麻子監督(左から4人目、澤穂希さん(同6人目)、FW川澄奈穂美(同7人目)ら

 日本女子サッカーリーグ30周年式典、なでしこリーグ2018表彰式が5日、都内で行われた。

 MVPは今季15ゴールを挙げ、3年連続得点王の田中美南(24)=日テレ=が受賞。8月のU―20女子W杯フランス大会優勝メンバーの宮沢ひなた(18)=同=が新人賞を獲得した。ベストイレブンには、昨年に続き2度目となったMF長谷川唯(21)ら、4連覇の日テレから最多の5人が選出された。

 式には、歴代MVP受賞者のなでしこジャパンの高倉麻子監督(50)、澤穂希さん(40)らも出席。長谷川は澤さんから「おめでとう。今後も頑張ってね」と、祝福の言葉を受けたといい「今年はプレーの幅が広がって、一番満足いく一年だった。初めて受賞した去年とは違う気持ち」と話した。

 女子日本代表は、19年フランスW杯、20年東京五輪を控える。澤さんは「なでしこジャパンには、もっと国際経験を積んで新しい歴史を作って欲しい」とエールを送り、「自国開催は一生にあるかないか。日本のスポーツ界、サッカー界に貢献できるような、自分しかできない仕事があれば、ぜひやらせてほしい」と話した。

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