【G大阪】21年ぶり8連勝でJ1残留決定 MF遠藤のJ1通算600試合を白星で飾る

スポーツ報知
前半、パスを出すG大阪・遠藤(7)

◆明治安田生命J1リーグ第32節 G大阪1―0湘南(10日・パナスタ)

 G大阪が湘南に1―0で勝利し、97年以来21年ぶりの8連勝でJ1残留を決めた。前半は湘南のハイプレスに苦しんだが、均衡を破ったのは後半15分。MF今野のスルーパスに抜け出したDF米倉のクロスを、韓国代表FW黄がヘッドで合わせた。黄のクラブ記録に並ぶ出場6試合連続ゴールで先制すると、右膝痛から2試合ぶりの復帰となった日本代表GK東口を中心に守りきって勝利。この試合でフィールドプレーヤー初となるJ1リーグ通算600試合出場を果たしたMF遠藤は「(残留は)素直にうれしいです。前半戦はふがいない試合が多すぎたので、残り2試合も連勝で締めたい」と話した。

 レヴィー・クルピ新監督の元でスタートした今季だが、開幕から6戦勝利なしと苦しいスタートを切り、J2降格圏に長く低迷。しかし7月末にクルピ監督が解任されて、クラブのレジェンド・宮本監督が就任すると、守備の約束事が整備され、負傷で長期離脱していたMF今野が復帰した9月1日の川崎戦から連勝がスタート。遠藤、今野の元日本代表コンビを中心に、エース・黄の得点力を生かした戦いをみせ、対戦相手に合わせた宮本監督の柔軟な采配も光った。

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