【長崎】高田社長「今季の経験、価値は限りなく大きなもの」再昇格を誓う

スポーツ報知
長崎の高田明社長

 J2降格が決定したJ1長崎の高田明社長(70)は17日、クラブの公式ホームページに再昇格を誓うメッセージを掲載した。

 高田氏は「初めてのJ1の舞台となった今年、多くのファン、県民、関係者の皆さまに応援をいただいた中でのJ2降格に、悔しい思いでいっぱいです。今季のこれまでを振り返れば、『あそこで!』といった思いは多々あります。タラレバにはなりますが、それがJ1の厳しさであるとも感じています」とJ1初年度を振り返った。

 そして「今季のJ1でのあらゆる経験、価値は限りなく大きなものです。これを生かすのはチームの使命です。V・ファーレン長崎が、長崎で、日本で、アジアで、世界で躍動するために、ファンの皆さんのお力とともに、新たなスタートを切ります。まだまだ、長い道のりです。しかし、今回の涙を笑顔に変えられるよう頑張ります。そして、頑張りましょう」と誓った。

 J1で戦える試合は残り2試合。「V・ファーレン長崎は最後まで全力で戦います。皆さんのさらなる応援をよろしくお願いします。サッカーには夢がある」と結んでいた。

 長崎は親会社の通販大手「ジャパネットホールディングス(HD)」が、主導する形で長崎市の三菱重工業長崎造船所幸町工場跡地にサッカー専用スタジアムやホテル、マンション、商業施設などからなる複合施設を建設する計画を進めている。スタジアムは23年までの完成を目指している。

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