【C大阪】尹晶煥監督と今季で契約満了「二年間の功績に感謝申し上げます」

スポーツ報知
C大阪・尹晶煥監督

 C大阪は19日、尹晶煥監督(45)との契約について、今季の契約満了後、来季の契約を更新しないことで合意したと公式サイトで発表した。後任については、決まり次第、発表するという。

 2017年からC大阪の監督に就任した尹監督は、就任1年目にルヴァン杯と天皇杯の2冠を達成。同クラブに初のタイトルをもたらし、Jリーグアウォーズ優秀監督に選出された。

 クラブは「尹監督の二年間の功績に感謝申し上げます」と指揮官に感謝を示す一方で、今季の公式戦終了までは尹体制で臨み、退任のコメントについては最終戦終了後にあらためて発表するという。

 尹監督は来季から長崎の新監督の有力候補に挙がっている。今季からJ1に初昇格した長崎は高木琢也監督(50)の下、2試合を残し勝ち点29の最下位に沈んでおり、この日、高木監督の今季限りで退任すると発表した。日本での指導実績も十分な尹監督を招聘(しょうへい)することで立て直しを図ろうとしており、水面下で条件面などの調査を進めているという。

 ◆尹晶煥(ユン・ジョンファン) 1973年2月16日、韓国・光州生まれ。45歳。95年に韓国・油公コッキリ(現・済州UFC)に入団。2000年、C大阪に加入し、02年日韓W杯に出場。城南一和天馬(現・城南FC)、全北現代を経て、06年に鳥栖移籍。07年に現役引退し、11年から鳥栖の監督に就任。14年8月、クラブ首脳と折り合わず解任された。15年から蔚山現代、17年からC大阪監督。

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