【仙台】板倉「アジア王者を倒して終わりたい」 24日に鹿島と本拠最終戦

スポーツ報知
ストレッチをする板倉

 J1ベガルタ仙台は22日、ホーム最終戦となる鹿島戦(24日14時、ユアスタ)に向けて、仙台市・紫山サッカー場で調整した。

 U―21日本代表としてドバイカップU―23(アラブ首長国連邦)に参加していたDF板倉滉(21)が、この日から練習に合流。14日の初戦から7日間で3試合を行うハードな日程を終え、21日夜帰国したばかりで、コンディションを整えるため、実戦練習は回避したが、次戦も先発出場は濃厚だ。

 軽やかな足取りで板倉が帰ってきた。「今日すぐにでも実戦練習もしたかったくらい。疲れとかは全然ないです」とやる気十分。代表では、3試合中2試合に先発し、1試合に途中出場と主力選手としてフル回転。1勝2引き分けで遠征を終えた。板倉は「勝ちきれなかったのは良くないが、負けていないという部分は前向きに捉えたい」と振り返った。

 前回対戦のアウェー・鹿島戦(5月20日、2〇1)では、ゴールを決めて勝利に貢献。次戦に向けても、「もう1点取れたら(相性)いいんじゃないかなと思います。ホーム最終戦でアジア王者とやれる。倒して終わりたい」と気合十分だ。遠征の疲労をみじんも感じさせないエネルギッシュな21歳。ACLを制し、勢いに乗る鹿島に真っ向勝負でぶつかっていく。(小林 泰斗)

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