【清水】DF立田「勝負」ポドルスキ&イニエスタ止める!24日VS神戸

スポーツ報知
練習に合流し、軽快な動きを見せる立田

 U―21日本代表のUAE遠征に参加していたJ1清水エスパルスのDF立田悠悟(20)が22日、チームに合流した。20日のUAE戦から中3日で24日のリーグ第33節・神戸戦(アイスタ)を迎えるが、強行出場に意欲十分。MFイニエスタ、FWポドルスキを封じ、J1では14年4月以来4年ぶりの4試合連続完封に導く構えだ。

 若武者の表情に「疲労」の2文字はなかった。21日の午後10時過ぎに帰静。「昨日もしっかり眠れたし、思ったより時差ぼけもない。体も動いているし、楽しみです」。ヤン・ヨンソン監督(58)によると、ほぼ全てのメニューを消化。指揮官も「調子は良さそうだ」とうなずいた。

 今遠征では全3試合に出場。3バックの一角を担い「自分のストロングを出せた」と手応えを持って帰国した。21日の練習でDFフレイレが左足首を負傷しており、神戸戦は今季主戦場にしてきた右サイドバックでなく、本職のセンターバックに回る可能性も出てきた。

 ポドルスキ、イニエスタとの対戦について問われると「抑えれば成長できる。どこまで食いつけるか勝負。チャレンジし続けたい」と厳しいマークを宣言した。神戸は4月にプロ初ゴールも奪った相性のいい相手。“再現弾”と4試合連続完封の同時達成を狙っていく。

 ホーム最終戦の今回は引退するMF兵働のセレモニーも予定されている。「1年の集大成を見せられたらと思うし、兵さんのためにも勝ってみんなで勝ちロコしたい」。189センチのハイタワーがアイスタにそびえ立つ。(武藤 瑞基)

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