【札幌】FW菅大輝「絶対勝つ」…敵地・磐田戦負ければACL圏内消滅の可能性

スポーツ報知
談笑しながら引き上げるMF三好(左)とFW菅

 J1北海道コンサドーレ札幌FW菅大輝(20)が、国際試合で得た手応えをピッチで発揮し、2試合ぶり勝利をつかみ取る。U―21日本代表としてUAE遠征に臨んでいた菅が、MF三好康児(21)とともに21日に帰国。22日に宮の沢でチームに合流後、アウェー・磐田戦(24日)に向け、札幌を出発した。強行軍にも「移動疲れは少しあるが、体調は全く問題ない。残り2試合を連勝できるよう、集中していきたい」と意気込んだ。

 遠征では3試合を戦い、菅は2戦目のクウェート戦に先発。唯一の白星となる5―0の快勝に貢献し「1試合しか出られなかったので、もう少し出たい気持ちはあった。ただ、その中でも自分のやろうとしているものは出せた」と納得いくプレーは見せられた。出発時に口にした「代表でまだない得点やアシストという結果」こそ手にはできなかったが、「いい遠征になった」と収穫は大きかった。

 磐田戦に敗れると、ACL出場圏の3位浮上が消滅する可能性がある。菅は「もう落とせない。絶対に勝たなきゃいけない試合。しっかり準備していきたい」と口元を引き締めた。先発か控えかは未定も、戦いへの心構えはできている。夢舞台への道は、決して途切れさせない。(砂田 秀人)

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