【G大阪】21年ぶり9連勝!中村の奮起引き出した宮本監督の言葉…堂安と比較し「足りないよ」

スポーツ報知
後半7分、勝ち越しのゴールを決めガッツポーズするG大阪・中村(左、右は藤春=カメラ・義村 治子)

◆明治安田生命J1リーグ第33節 G大阪2―1長崎(24日・パナスタ)

 G大阪は、高校3年生MF中村敬斗(18)のJ1初ゴールが決勝点。97年のクラブ記録に並ぶ9連勝を飾り、8位に浮上した。1―1の後半7分にこぼれ球を押し込んだ中村は「こういうチャンスをものにしないといけないと思っていました」。今季序盤はクルピ前監督の下で出場機会を得ていたが、7月末に宮本恒靖監督(41)が就任後は出場機会が減少。MF倉田の出場停止で巡ってきた先発の機会で、結果を残した。

 宮本監督は試合前のミーティングで、クラブ出身の日本代表MF堂安(フローニンゲン)を引き合いに出し、中村を刺激。堂安は現在の中村と同じ高校3年生だった16年にJ3で10ゴールを挙げたが、中村はここまでJ3で4ゴール。「律が高3で残した結果と、今の(中村)敬斗の結果を比較して、足りないよ」と奮起を促したという。中村は「普通に比べたら、僕の方が劣っている。でもそれをストレートに言われて、やる気は出ましたね」と発奮した。

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