【鹿島】天皇杯は4強止まり…内田「いい時間に点が取れないとこうなる」浦和に0―1敗戦

スポーツ報知
決勝進出を逃し、がっくり肩を落とす昌子(右)ら鹿島イレブン

◆天皇杯▽準決勝 浦和1-0鹿島(5日・カシマスタジアム)

 準決勝2試合が行われ、2大会ぶり6度目の優勝を狙う鹿島は浦和に0―1で敗れた。

 序盤から主導権を握ったが、決定機を決められず、前半27分にCKから失点。MF安西幸輝、MF土居聖真らを投入し攻勢を強めた後半にも得点を奪えず、浦和の守備網を崩せなかった。2か月ぶりに先発したDF内田篤人は「いい時間に点を取れないといこうなってしまう」と厳しい表情で語った。

 昨季は公式戦49試合を戦ったが、今季はこの日がクラブ歴代最多タイの57試合目。連戦の影響から日本代表MF三竿健斗、MFレオシルバが負傷で欠場。DFが本職の西大伍にボランチを任せる厳しい台所事情だった。後半ロスタイムにはFW鈴木優磨が右太もも裏を負傷。「診断が出ていないから何とも言えないが、(クラブW杯開催地の)ドバイは無理かもしれない」と肉離れでの離脱を示唆した。

 ACLこそ制したが、リーグ戦3位、ルヴァン杯4強、天皇杯4強と国内タイトルでは無冠が決定した。次戦は12月15日のクラブW杯初戦・北中米カリブ海王者グラダラハラ(メキシコ)戦。内田は「ここまで過密日程の中で頑張ってきた。最後までみんなで戦いたい」と話した。

サッカー

×