静岡学園・MF神田凜星にブラジル人代理人 卒業後ブラジルでプロ目指す

スポーツ報知
代理人仮契約を交わした神田(中央、左がアレシャンドレ氏)

 静岡学園サッカー部MF神田凜星(18)が7日、高校生では珍しいブラジル人エージェントとの代理人仮契約を交わした。卒業後にブラジルへ渡り、プロチームとの選手契約を目指す。

 日本担当の安芸・アレシャンドレ代理人(45)は川口修監督(45)と静学の同級生。Jチームからオファーがなかった154センチと小柄な神田のプレーをビデオで見て、「FWが好きな所へパスを出せて、ブラジルの同世代にもいない」とパスセンスが高い逸材に惚れ込んだ。元日本代表FW呂比須ワグナー(49)が監督を務めるアトレチコ・ゴイアニエンセやサンパウロFCなどに売り込んでいく。

 元日本代表FW三浦知良(51、横浜FC)は静学1年時に渡伯し、練習生からスタート。神田は「同じ道をたどり、少しでも近づきたい。スルーパスは自信があります」と未知の世界へ意欲を見せた。クラブ契約を果たし、ネイマールなどが出場した登竜門のU―20ブラジル全国大会出場が大きな目標となる。

 ◆神田 凜星(かんだ・りんせい)2000年9月22日、大阪市生まれ。18歳。小1からサッカーを始め、中学は千里丘FCに所属。高2の全国高校総体出場。好きな選手はブラジル代表FWネイマール(パリSG)。家族は両親と姉。154センチ、47キロ。利き足は右。

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