【浦和】7度目の天皇杯優勝 2大会ぶりにACL出場権獲得

スポーツ報知
前半13分、浦和・宇賀神友弥(中)が先制ゴールを決める

◆第98回天皇杯全日本サッカー選手権 決勝(9日・埼玉)

 浦和が1―0で仙台を下し、前身の三菱重工時代を含め12大会ぶり7度目の優勝を飾った。

 前半13分、右のショートCKから相手DFがクリアしたボールをDF宇賀神が右足ダイレクトボレー。ワールドクラスのボレー弾を左上に突き刺した。

 クラブ、東北勢として初優勝を目指した仙台は失点まで出足の早い守備でペースをつかみかけていたが、セットプレーからの失点で足を止められた。左サイドを中心に反撃を試み、後半はMF関口、FW阿部と攻撃的なカードを切って得点機を作ったが、ネットを揺らすことができなかった。浦和は今大会5試合1失点、4試合連続完封と手堅い戦いぶりで、頂点まで駆け上がった。

 浦和は来季、2大会ぶりにアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の出場権を得た。例年の決勝は1月1日に行われているが、今回は日本代表のアジア杯が1月に行われるため日程が前倒しされた。

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