【鹿児島】前琉球・金鐘成監督を招請へ ともにJ2昇格も異例の“移籍”

スポーツ報知

 来季J2に昇格する鹿児島の新監督に、同じく琉球を来季J2昇格に導いた金鐘成(キム・ジョンソン)氏(54)が就任することが12日、濃厚になった。複数の関係者が明かした。

 今季のJ3で2位となった鹿児島は5日、17年から2季指揮を執った三浦泰年監督(53)の退任を発表。次期候補に浮上したのが、琉球をJ3優勝に導いた金氏だった。琉球はこの日、同氏の退任を発表。昇格を果たしたチームは指揮官の続投が通例だが、今季は2チームとも退任、さらに昇格チーム間で監督が“移籍”する異例の事態となった。

 金氏は現役時代は北朝鮮代表としてプレー。Jリーグの磐田、札幌で活躍、引退後は朝鮮大監督、北朝鮮代表コーチなど務め、16年から琉球監督を務めた。琉球の新監督候補には今季J2岡山コーチを務めた三浦文丈氏(48)が浮上している。

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