【川崎】元ブラジル代表FWレアンドロダミアン獲り! ロンドン五輪得点王

2018年12月14日5時0分  スポーツ報知
  • レアンドロダミアンの年度別成績

 今季2連覇を達成したJ1川崎が元ブラジル代表FWレアンドロダミアン(29)=インテルナシオナル=を完全移籍で獲得することが13日、分かった。複数の関係者が明かした。187センチの長身FWで、12年ロンドン五輪では6得点を挙げ、得点王にも輝いた逸材。ブラジル代表歴もあり、近日中にも発表される。来季、Jリーグ3連覇とACLなどの複数タイトルを狙うチームがブラジル人の“ゴールハンター”を獲得し、さらにスケールアップを図る。

 川崎が大型ストライカー、元ブラジル代表FWレアンドロダミアンを獲得することが決定的となった。来季に備え、リストアップしていた高さと強さを併せ持つ187センチの長身ブラジル人FWと条件面でほぼ合意に至った。ブラジルでの契約は今季で満了となり、移籍金はかからない見込みだ。

 ダミアンは昨季に続き、今季もサントスからインテルナシオナルに期限付き移籍。26試合10得点を挙げ、3位での南米クラブNO1を決めるリベルタドーレス杯出場権獲得に貢献した。

 ロンドン五輪ではFWネイマール(パリSG)、FWフッキ、MFオスカル(ともに上海上港)、DFマルセロ(Rマドリード)らとともに銀メダルを獲得した。さらにネイマールを抑え、6得点で大会得点王にも輝いた。フル代表では背番号9をつけ、17試合に出場し3得点。強烈な右足シュート、屈強な体と打点の高いヘディングが特徴で、一時は元スウェーデン代表の長身FWになぞらえ「ニューイブラヒモビッチ」の異名を取り、欧州の名門チームがマークした。

 川崎には今季日本人得点王となる15得点のFW小林もいるが、小林はサイドのMFもこなせるため、1トップでも2トップでも、共存可能。クラブ幹部は「相手に引かれた時に高さでこじ開けることもACLで勝ち抜くことを考えると必要になってくる」と補強に入る前に話しており、理想的な選手だ。

 多彩なパスワークでボール支配する川崎は中央突破からの攻撃が特徴で、「地」では他の追随を許さない。一方、「空」にはやや課題が残る。今季はオウンゴール3点を除く54得点の約20%にあたる11得点がヘディングだが、その大半は高さで競り勝ったものではない。ダミアン加入で「空」での得点パターンも増えてくるはずだ。

 来季が3年目の鬼木達監督(44)は「とにかくタイトルを2つ、3つ取りにいきたい」と話す。ダミアンは10年にはリベルタドーレス杯優勝も経験。J1の3連覇はもちろん、ACL、ルヴァン杯、天皇杯のタイトルも新助っ人の加入で現実味を帯びてくる。

 ◆レアンドロダミアン(本名、レアンドロ・ダミアン・ダ・シウバ・サントス)1989年7月22日、ブラジルのジャルジン・アレグレ生まれ。29歳。サンタカタリーナ州のアトレチコ・イビラマの下部組織で育ち、2009年にインテルナシオナルに加入。ロンドン五輪では銀メダルと得点王を獲得。スペインのベティスなどでもプレーした。ブラジル代表では11年にデビューし、国際Aマッチ17試合3得点。187センチ、84キロ。

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