【C大阪】練習場にサウナが出現! 田中亜土夢が持ち込み企画でファンと「裸の付き合い」

2018年12月15日22時11分  スポーツ報知
  • フィンランド式のテントサウナに入るC大阪の田中

 C大阪で15日、世界初となるサッカーとサウナの異色コラボが実現した。大阪・舞洲(まいしま)の練習グラウンド横のスペースに、直径2・4メートルのテント型のサウナが2つ出現。それぞれに小さな煙突のついた本格仕様だ。水着姿の参加者たちがそのテントに入り、熱気をまとって出てきたかと思えば、そのままそばに設置された水風呂へ…。気温が10℃を下回る寒空の下とは思えない、超健康的ともいえる光景が繰り広げられた。

 このコラボの発案者は、昨季までフィンランド・HJKヘルシンキでプレーし、今季からC大阪に加わったMF田中亜土夢(31)。今回抽選で選ばれたファンクラブ会員30人とともに、まずは一緒にサッカーで汗を流し、その後フィンランド式のテントサウナを体験する驚きの企画を、自らクラブに持ち込んで実現させた。

 フィンランドといえばサウナの本場。サウナが生活の一部になっているそうで「家にもサウナがついています。日本の家にお風呂があるようにサウナがある。マンションにも共同サウナがあるぐらい。寒さをしのぐのと健康のひとつというのが大きいですね。冬場は毎日入ります」と田中。湖や海のそばにサウナ小屋があり、日本で言う水風呂の代わりに湖や海に入るのが本場流だという。今回は田中の知人でWeb制作会社「TAM(タム)」の「テントサウナパーティ」を主催する藤山誠さん(38)協力のもと、フィンランド製のテントサウナを使用して、開催された。

 6人が入れるテントの中には椅子が置いてあり、薪ストーブの上にあるサウナストーンに水をかけることで蒸気を発生させた。最高で120℃ぐらいまで温度が上がるそうだが、田中は「温度調節もできるし、肌にも優しい」と水着姿で参加者とともエンジョイ。テントの中ではサッカー談議に花を咲かせたり、C大阪の応援歌をみんなで歌ったりして楽しだ。サウナに入っていない時間帯も、サウナ内で髪や顔を守るためにかぶる「サウナハット」を常にかぶり、積極的にサポーターと交流していた。

 楽しいことが好きだといい、現在は故郷の新潟で水墨画の個展も開催している田中は「参加者の方からは『楽しかった』という声も聞いたし『今までで1番の企画』とも言ってもらえた。大成功ですね。サウナを体感してもらって、フィンランドを感じてもらえたらと思います」とサウナを通して、フィンランド文化をさらに広めていくことを宣言。さらに「サポーターに応援してもらっているので、それを返したい気持ちはあります。距離が近い方が盛り上がって、興味も持ってもらえるかなって。今日は裸の付き合いをしたんで、より皆さんに近くに感じてもらえたかなと思います」と充実感たっぷりに振り返った。

 藤山氏も「温冷浴自体が疲れを残さなくなるので、スポーツの後の筋肉に効果的なんです」とサッカーとの初のコラボに手応えを感じた様子。「また何かできたらいいな」と田中も第2弾に向けて意欲を見せている。クラブも来季以降は選手発信のイベントをもっと行っていきたい考えで、協力体勢はバッチリ。今回の「サッカー×サウナ」をはじめ、今後の企画にも注目だ。(筒井 琴美)

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