Ｆ東京Ｕ１５深川、４年ぶり３度目Ｖ！野沢が得点王…サッカー高円宮杯

◆サッカー高円宮杯第３０回全日本Ｕ―１５選手権▽決勝　Ｆ東京Ｕ―１５深川２―０金沢Ｕ―１５（２８日・味の素フィールド西が丘）

　Ｆ東京Ｕ―１５深川（関東第３代表）は、ツエーゲン金沢Ｕ―１５（北信越第１代表）に２―０で完封勝ちし、４年ぶり３度目の優勝を飾った。

　昨年は決勝で鳥栖Ｕ―１５に敗れ、初優勝を許してしまった。今年の決勝も初優勝を狙う金沢Ｕ―１５との対戦となったが、初出場で快進撃を見せてきた相手の勢いに飲まれることなく、持ち前の堅守を発揮した。

　攻撃では前半１９分、ＦＷ野沢零温（れおん、１５）が右足で先制弾。今大会９点目で、２位に５点の大差をつけて得点王に輝いた。後半３４分には、ＦＷ茂木秀人イファイン（１５）が右足でダメ押しゴールを決めた。

　野沢は優勝インタビューで「うれしいです！」と喜びを爆発させ、将来の夢を聞かれると「世界一のストライカーになりたい」と目を輝かせていた。