【皇后杯】日テレが2連覇 INAC神戸を延長で下す

スポーツ報知

◆皇后杯 JFA 第40回全日本女子サッカー選手権大会決勝 日テレ4―2INAC神戸(1日・パナソニックスタジアム吹田)

 サッカーの皇后杯全日本女子選手権は1日、大阪・パナソニックスタジアム吹田で決勝が行われ、延長戦の末に日テレが4―2でINAC神戸に勝利し、2年連続、大会史上最多を更新する13度目の優勝を果たした。これで日テレは07年以来となるリーグ戦、カップ戦、皇后杯の3冠達成となった。

 試合は2―2で迎えた延長前半4分、日テレの10番を背負うMF籾木結花(22)がこの日2点目となるゴールを決めて勝ち越し。さらに同14分、日テレはなでしこリーグ3年連続得点王のFW田中美南(24)がロングボールに抜け出し、冷静に決めてリードを広げた。

 3日前に千葉との準決勝でも延長戦を戦い抜いたINAC神戸。前半42分に増矢のゴールで先行するも、力尽きタイトルに手が届かなかった。

 2ゴールの籾木は優勝インタビューで「先制されて難しい戦いになると感じたが、自分たちが1年間積み上げてきたものが自信になっていた。ハーフタイムでもう一度頑張って行こうとチーム一丸となって戦えたのでこの結果になってよかった」と喜びを語った。

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