【札幌】岩崎悠人、東京五輪&クラブ史上2人目のA代表入りへ

2019年1月12日6時5分  スポーツ報知
  • 会見で活躍を誓った(左から)中村、中野、鈴木、岩崎、フェルナンデス、ロペス(カメラ・清藤 駿太)

 J1北海道コンサドーレ札幌FW岩崎悠人(20)が、クラブ史上2人目の代表入りへ、レベルアップを図る。11日、全国高校選手権出場中のMF檀崎竜孔(18)=青森山田高3年=を除く新加入6選手の記者会見が、札幌グランドホテルで行われた。J2京都から完全移籍したU―21日本代表の岩崎は、2020年東京五輪出場という目標達成へ、最大限の後押しを約束してくれた札幌の熱意に心を打たれ、移籍を決断した。1999年のFW吉原宏太以来となる札幌からのフル代表入りも視野に、まずは定位置取りを目指す。

 新天地にかける思いを、岩崎は「感動」という言葉で示した。J1の複数クラブや海外からもオファーが届く中、選んだ札幌への完全移籍。その理由を「(強化部長の)竹林さんが東京五輪に向けての思いを真剣に聞いてくれて。『全面的にサポートするので。一緒に頑張って行こう』と言ってくれた。そこに感動した」と話し、感無量の面持ちをみせた。夢舞台への道は、札幌から切り開いていく。

 札幌が今オフ、最初に正式オファーを出したのが岩崎だった。絶対戦力として高く評価されたことを意気に感じ、他クラブには断りを入れた岩崎だったが、最後は京都残留との2択に悩んだ。京都橘高で3年間を過ごした地でもあり「離れるのは簡単な事ではなかったが、挑戦したいという思いの方が強くなった」。最後の後押しをしてくれた札幌で勝負することを決めた。

 自身の持ち味は「推進力あるドリブルと戦う姿勢」。クラブはそのスタイルが最も生きる場として、シャドーの位置での起用を構想に挙げている。J1でプレーするのはプロ3年目で初めて。「新しいチャレンジなのでどうなるか想像もつかないが、どの位置であっても出来ることをして、開幕スタメンを狙っていきたい」と定位置争いを制しにいく。

 札幌の歴史に新たな1ページも刻む。会見の中で、岩崎は「最終的な夢は日本代表」と明言した。札幌から日本代表入りしたのは、99年のFW吉原しかいない。「吉原さんだけなんですね」と口にした岩崎は「自分が続けるように、頑張ってやっていきたい」と続けた。昨季J1最高となる4位へと躍進させたミハイロ・ペトロヴィッチ監督(61)のサッカーに「アグレッシブで魅力的。その一員としてやるのが楽しみ」と、向上していける手応えを感じている。札幌の地で成長を遂げ、夢は現実に変えていく。(砂田 秀人)

 ◆岩崎 悠人(いわさき・ゆうと)1998年6月11日生まれ、滋賀・彦根市出身。京都橘高から2017年、J2京都に加入。今季、札幌に完全移籍した。J2通算68試合出場3得点。U―17から同21までの各年代で日本代表歴があり、U―21代表として臨んだ昨年8月のアジア大会では、チーム最多の4得点を挙げ、準優勝に貢献。172センチ、69キロ。右利き。

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