【清水】武田修宏氏、川口能活氏ら「夢のレジェンドマッチ」で魅せた

スポーツ報知
得点して大喜びの武田氏

 J1清水エスパルスは13日、「夢のレジェンドマッチ」をアイスタで開催した。第1部では全国優勝経験のある清水商、静岡学園、清水東、東海一のOB同士が対戦。第2部ではクラブOBや現役が2組に分かれて戦い、集まった約5000人のファンを楽しませた。

 静岡サッカー界の歴史を作ってきた男のプレーに、みんなが酔いしれた。清水東・武田修宏氏(51)が豪快なゴールを決めれば、東海一・沢登正朗氏(48)も絶妙なパスを連発。引退ほやほやの清水商・川口能活氏(43)は俊敏に動き、静岡学園出の久保山由清・清水コーチ(42)も何度もゴールネットを揺らした。

 「体力は落ちても技術は落ちてない。静岡サッカーの奥深さを感じた」と川口氏。華麗なトラップから現役さながらのスーパーシュートを放り込んだ沢登氏は「持ってる男はこういう所で決める」とニヤリ。「静岡だからできること。先人たちが築き上げてきたものを見つめ直すいい機会になった」とうなずいていた。(武藤 瑞基)

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