【仙台】新加入192センチFW長沢、全体練習合流「これからが楽しみ」

スポーツ報知
シュートを放つ長沢(左、右は関口)

 J1ベガルタ仙台は17日、沖縄キャンプ4日目を行い、ゲーム形式を中心に調整した。体調不良だったG大阪から完全移籍加入の192センチFW長沢駿(30)、横浜Mから期限付き加入の吉尾海夏(20)、FW石原直樹(34)の3人がこの日の全体練習に合流した。

 1トップのレギュラー候補として高い期待を受ける長沢は、シュート練習で石原直やFWハモンロペス(29)、FW阿部拓馬(31)ら昨季の主力選手たちと早速連係を深めていった。長沢は「これからが非常に楽しみです。他の選手から色々学び取って成長していきたい」と合流初日から好感触を示した。

 長沢は17年にG大阪でリーグ戦10得点を挙げるなど活躍した。しかし、昨季はG大阪で14試合出場1得点、8月に期限付き移籍した神戸では出場機会に恵まれず、5試合1得点。悔しいシーズンを送った。

 仙台は2年連続でオファーを出し、長沢もその熱意に打たれたという。「熱心に誘っていただいた。必要とされるチームで戦いたい。来たからには自分の持てる全てを出す。最低でも2桁得点を取りたい」。新天地で再び輝き、目標の5位以内、初タイトル獲得に導く。(小林 泰斗)

 ◆長沢 駿(ながさわ・しゅん)1988年8月25日、静岡県生まれ。30歳。2007年に清水でプロのキャリアをスタート。11年に熊本、12年に京都、13年に松本へそれぞれ期限付き移籍。15年7月にG大阪へ完全移籍し、18年8月に神戸へ期限付き移籍。J1通算109試合28得点。J2通算79試合12得点。192センチ、82キロ。

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