【仙台】今季初の対外試合は6―0で快勝!

スポーツ報知
先制ゴールを決める仙台FWジャーメイン(カメラ・小林 泰斗)

 J1ベガルタ仙台の沖縄キャンプ8日目、糸満市・西崎陸上競技場で九州リーグ・沖縄SVと今季初の対外試合を30分×4本の形式で試合を行い、計6―0(0―0、0―0、3―0、3―0)で仙台が勝利した。2本目の途中から出場したプロ2年目のFWジャーメイン良(23)がチーム初ゴールを挙げた。新加入選手では横浜Mから期限付き移籍の吉尾海夏(20)が豪快なミドルシュートを決め、快勝に貢献した。

 最初の2本は攻め込みながらも、なかなかネットを揺らせなかったが、3本目の8分、ゴールラッシュの口火をジャーメインが切った。DF平岡康裕(32)が相手DFの裏へロングパスを供給し、ペナルティーエリア(PA)手前に走り込み、ボールを受けたジャーメインが左足を振り抜き、先制ゴールを決めた。ジャーメインは、「狙っていた形だった。まずはしっかりゴールを決めることができて良かった」と練習の成果をしっかりピッチで発揮した。

 続けて9分にもFWハモンロペス(29)がゴールを挙げ、12分にはMF関口訓充(33)がカットインからの右足ミドルでゴール右隅を正確に射抜いた。

 4本目の2分、14分にはFW石原直樹(34)が連続ゴール。最後は18分に、4本目からシャドー(1・5列目)の位置で出場したMF吉尾がペナルティーアークから左足で力強いシュートを放ち、ゴールを決めた。「ゴールを取る癖をキャンプからつけていって公式戦でもしっかりゴールを決めたい」と吉尾。得点感覚を磨き挙げ、公式戦でプロ初ゴールを狙っていく。

 6―0で勝利し、渡辺監督は、「いいチャレンジはたくさん見られて良かったと思う。(10人の)新加入の選手たちもみんな仙台のシステムのイメージはしっかりできている」と手応えを話した。チームはこの後2日間のオフを挟み、24日から練習を再開する。

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