【甲府】ウタカ・ドゥドゥ・バホス外国人3トップ初投入

スポーツ報知
初めて3トップを組んだ(左2人目から)ドゥドゥ、バホス、ウタカ

◆練習試合 甲府1(0-0、1-0、0-1)1FCソウル(35分×3本)

 J2甲府は31日、鹿児島県霧島市国分で2016年Kリーグ王者のFCソウルと練習試合を行い、1-1で引き分けた。

 甲府は1本目、3-4-3の布陣で左からバホス、ウタカ(前徳島)、ドゥドゥと並べる外国人3トップを今プレシーズンで初投入。1本目24分には、ウタカがポストプレーでボールを収め、脇に走り込んだバホスに出してシュート。理想的な形でフィニッシュまで持ち込む場面もあった。得点は2本目の13分、新加入のボランチ、後藤京介(前YS横浜)からの縦パスをゴール正面で受けたFWウタカが、うまくDFを交わしてゲット。その後3本目にPKを与えて追いつかれ、1-1で引き分けた。

 ウタカは「素晴らしいボールが来た。良いゲームができたと思う。1次キャンプより体調は上がっている。練習と試合を重ねると、より貢献できるようになっていく」と手応え。ドゥドゥも「初めての3トップにしては満足できるレベルだった」と手応えを感じていた。

 DFリマを加え今季の上限となる4人の外国人選手を同時にピッチに送り出した伊藤彰監督(46)は「コンビネーションを合わせていく必要はあるが、まずまず。守備も頑張ってくれていた。まだお互いを見ながらやっていたが、それが自然にできるようになればもっと面白い攻撃ができる」と評価。リーグ戦で投入する可能性も示唆し「(外国人だから)守備免除でなく守備もやりながらできたのは良かった」と労力を惜しまず守備にも奮闘した3トップを頼もしげに見つめていた。(西村 國継)

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