【仙台】ジャーメイン良、シャドーストライカーで好プレー 定位置獲得へ存在感

スポーツ報知
居残りでシュート練習に励むジャーメイン(右)(左から石原直、長沢=カメラ・小林泰斗)

 J1ベガルタ仙台は延岡キャンプ2日目の31日、2日のJ1大分との練習試合に向け午前中の1部練習で調整した。クロスからの攻撃練習に取り組み、プロ2年目のFWジャーメイン良(23)が1トップ、シャドーストライカー(1・5列目)の位置で好プレーを連発し、定位置獲得へ存在感を示した。

 両サイドからのクロスを受けたジャーメインが力強いシュートをゴールへたたき込んだ。「クロスに対する入り方はだいぶ整理できてきた。合わせる精度も高まってきている」。背番号19は充実した表情を浮かべた。

 全体練習後には、縦や斜めのパスを受け、素早く反転してシュートを打つ練習を反復。毎日のように居残りで取り組み、「シュートを打つまでの時間をもっと短くしていきたいし、キックの精度も上げたい。練習を繰り返して体にしみこませまています」とストイックなキャンプを送っている。

 昨季はリーグ戦17試合出場で3得点3アシスト。天皇杯は準決勝まで3戦連続得点を決めるなど結果を残した。今季は1トップで192センチFW長沢駿(30)、右のシャドーでブラジル人FWハモンロペス(29)、横浜Mから期限付移籍の吉尾海夏(20)らと定位置争いしている。「2年目、結果にこだわる」とジャーメイン。高い身体能力と努力が実を結びつつある決定力でエースを目指す。(小林 泰斗)

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