【磐田】FW川又堅碁、アジア杯に刺激!南米選手権出る

スポーツ報知
左足シュートを放つ川又(右は志村)

 J1ジュビロ磐田FW川又堅碁(29)は6月の南米選手権(ブラジル)出場に照準。FCソウル(3日・国分)との練習試合で得点し、代表復帰に繋げる。

 川又のハートに火がついていた。前夜、アジア杯決勝・日本―カタール戦を観戦。森保ジャパンは相手FWアリのオーバーヘッド弾などで黒星を喫した。「(カタールは)身体能力がやばかった」。同時に「アジア杯を見ていてゴール前で自分はいい勝負ができると思った。南米選手権は意識している」と話した。

 昨年10月12日パナマ戦(3〇0)で森保ジャパンデビュー。記録はオウンゴールだったが、積極プレーで3点目に絡み、新潟時代コーチだった森保一監督(50)の前でアピールに成功した。だがリーグ第31節広島戦(11・3、3〇2)で右足を痛め離脱。12月のJ1参入プレーオフ決定戦も出場を見送ったことで、アジア杯代表招集のチャンスを逃した。

 同じセンターFWの大迫勇也(28)=ブレーメン=が、アジア杯準決勝イラン戦で2発。試合翌日には「大迫ではなく俺やったらどうやったかな」とポツリ漏らした。普段、代表に無関心を装う男が「悔しさはある。逆に悔しさで自分を追い込める。3月には(代表に)選ばれたい」と明言した。

 新シーズン始動からここまで磐田では練習試合3戦で4発と順調なスタートを切っている。3日は韓国1部・FCソウル戦。今季初のプロ相手にも「状態はいい。チームが勝てるようプレーする」。ゴールを決め、代表につなげる。(山田 豊)

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