【甲府】開幕“前哨戦”で4バックをテスト…大宮に1―3で敗れる

スポーツ報知
0-3の4本目にゴールを決める甲府MF荒木(右から2人目)

◆練習試合 大宮3(2―0、0―0、0―0、1―1)1甲府(4日、宮崎・綾町小田爪多目的競技場)

 J2甲府は4日、開幕戦(24日、NACK)で対戦する大宮と練習試合(45分×4本)を行い、1―3で敗れた。

 3―4―3が基本布陣の甲府。伊藤彰(46)新監督は、前日の予告通り、オプションとして併用する可能性がある4―3―3の新フォーメーションを1試合を通じて投入した。

 不慣れな守備ラインは強いプレッシャーをかけられて苦しんだ。1本目10分にFW大前元紀のPKで先制を許すと、同35分にはDF渡部大輔に追加点を奪われた。

 さらに4本目にFWフアンマに決められ、0―3と突き放された後の同19分、甲府はFW佐藤洸一が落としたボールに右サイドから走り込んだMF荒木翔が蹴りこんで1点を返した。

 伊藤監督は「1本目はバタバタしていたが、2本目以降は(選手は)理解してやっていた」と内容に手応えも感じた様子。「これからは4バックもやっていかないと」と3バックの熟成と並行して継続的に取り組んでいく意向をあらためて示した。

 同監督は大宮について「J2を戦える選手が2チーム分いる」と選手層の厚さについて印象を語り、「(昇格には)リーグ戦で彼らを上回らないといけない」と続け、開幕戦とその先の長いシーズンを見据え、あらためて気を引き締めていた。

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