J1浦和に罰金200万円 天皇杯決勝で違反行為

スポーツ報知
天皇杯を制した浦和イレブン

 日本サッカー協会(JFA)は7日、今年度第2回理事会を開き、浦和に罰金200万円及びけん責の処分を科したこととを報告した。昨年12月9日に埼玉スタジアム2002で行われた天皇杯決勝戦(浦和対仙台)で、著しい違反行為が3点認められたため。

〈1〉試合前日に主催者(JFA)に無許可でサポーターをスタジアムに引き入れ、フラッグなど応援物品の持ち込み、及び設置作業などを行わせた。

〈2〉左右のアッパースタンド最上段からロープにビッグフラッグをくくりつけ、選手入場時に掲揚した。当該行為は重大な事故を引き起こす可能性もあったが、主催者に事前に許可を求めることをしなかった。

〈3〉浦和のサポーターが決勝戦の開始前及び終了後に、発煙筒等に着火し、浦和のチームバスに向かって振りかざすなどの危険行為を行った。浦和はサポーターの危険行為を防ぐための適切な措置を講じなかった。

 天皇杯規律委員会より事案が報告され、1月30日にJFA規律委員会で審議し、処分が決定。クラブには31日に通達された。

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