浦和、新加入のDF山中が左足クロスで初アシスト「競争に勝ち残る」

スポーツ報知
練習試合に出場した浦和DF山中亮輔

 J1浦和が沖縄キャンプ最終日を迎えた8日、沖縄・金武町で沖縄SVと練習試合(50分×1本、60分×1本)を行った。今年初となる対外試合で、合計6―3(1―2、5―1)で勝利した。

 横浜Mから新加入したDF山中亮輔(25)は、2本目に3―5―2の左ウィングバックで先発出場した。1―0の23分、左サイドの高い位置に飛び出し、右サイドのDF森脇からのロングパスを受けると左足で絶妙なクロスを供給し、MF山田のゴールをアシストした。

 山中は「僕が一番ワイドに張っているのでラインも見やすいし、ラインへの飛び出しが大事になる。森くん(森脇)がすごく良いボールを出してくれたからアシストにつながって、1つ結果を残せてよかった」と充実の表情を見せた。

 左サイドを主戦場に積極果敢なプレーと強力な左足のシュートが持ち味の山中。昨年11月には日本代表に初選出され、初戦となった同20日のキルギス戦では日本代表デビュー最速となる開始108秒での代表初得点を記録したアタッカーだ。

 オリヴェイラ監督からは「非常にクオリティーが高い選手。左側に強力なオプションとして考えている」と大きな期待を受ける。山中は「いい選手がたくさんいるので競争があるけど、その中で勝ち残っていけるように頑張りたい」とレギュラー奪取を掲げた。

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