【甲府】ウタカ、不発も次こそ!ドゥドゥとコンビ手応え

スポーツ報知
ドリブルでボールを運ぶ甲府・ウタカ

◆明治安田生命J2リーグ第1節 大宮0―0甲府(24日、NACK5)

 無得点に終わった甲府攻撃陣だが、前を向いた。もちろん悔しさはある。3トップの中央でフル出場した新加入のFWピーター・ウタカ(35)は「チャンスを決められなかったのは残念」。ただ、相手はJ2屈指の戦力で、J1昇格争いのライバル。「チームメートが最後までファイトしてくれて感謝している」と続け、仲間をたたえた。

 ゴールの匂いは感じさせた。2年ぶりに甲府に復帰し、後半32分までプレーしたFWドゥドゥ(28)と、昨季まで所属した古巣との一戦となったFW横谷がウタカをフォロー。さらに、サイドで起点となるなど、数多くボールに絡んだ。

 ドゥドゥは「ウタカとのコンビは良かった。次からもっと落ち着いてできる」と自信を見せた。横谷も「ウタカにもっと前を向いてボールを持たせたい」とチームをより向上させていくための課題を口にした。

 シュート2本のウタカは「チームのためにプレーして、チャンスがきたら決めたい」と意気込んだ。勝利に必要なゴール。それぞれがやるべきことを全うし、結果を出していく。(古川 浩司)

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