【清水】FWドウグラス、長春亜泰から獲得オファーも残留へ

スポーツ報知

 中国2部・長春亜泰から獲得オファーを受けていたJ1清水エスパルスのFWドウグラス(31)がチームに残留することが24日、決定的となった。複数のJリーグ関係者が明かした。

 優良助っ人が今季も清水の一員として戦う可能性が極めて高くなった。関係者によると、長春亜泰側は違約金を満額支払う用意があることを伝え、ドウグラスに高額のオファーを提示。「本人は心臓のこと(不整脈)もあって魅力的な話に悩んだようだが、最終的には清水に残ることを決断した」という。大榎克己GM(53)は22日の練習後、報道陣に対し、オファーが届いたことを認めた上で「全力で慰留に努める」と説明していた。清水側の誠意ある交渉が実った模様だ。

 今後は不整脈の治療を進めながら練習、戦列への復帰を目指していくことになる。関係者によると、回復が順調なら3月から屋外で体を動かせる見込みだという。昨季15戦11発の大砲がラインアップに加われば、一気に攻撃力が増すことは間違いない。

 清水は23日の開幕・広島戦(Eスタ)は1―1のドロー。次節は3月2日にホーム開幕・G大阪戦を迎える。チームとして完成度を上げながら、助っ人の完全復活を待つ。

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