【清水】GK六反、左目負傷も強行出場へ「次もピッチに立ちたい」

スポーツ報知
合流した六反は負傷の影響を感じさせない動きを見せる

 J1清水エスパルスのGK六反勇治(31)が27日、ホーム開幕戦のG大阪戦(3月2日)に強行出場する構えを示した。23日の広島戦(1△1)で左目を負傷したが、この日合流し、軽快な動きを見せた。

 影響はみじんも感じさせなかった。速いシュートも、ハイボールも難なく処理し「もう大丈夫。監督が選んでくれるなら、次もピッチに立ちたい」と力強く宣言した。

 前節の後半42分、至近距離のシュートが左目付近を直撃し途中交代した。目立った外傷はなかったが「血がたまっていて左目が見えなかった」。救急搬送され、26日に静岡市内で再検査を受けた。

 17年の清水入りからフルタイム出場を続けてきたが、記録は不運な形で69試合目で途切れてしまった。それでも「個人のことは関係ない」と言い切る。「まだチームが3バック慣れしていない所もある。(ポジショニングを)改善していけば面白いシステムになる」。昨季は前歯4本を折りながら次の試合もゴールマウスを守った不屈の守護神。今季初勝利へ奮い立つ。(武藤 瑞基)

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