【鹿島】内田新主将先発へ「ゴーと言われればいく」 大岩監督「いい状態」

スポーツ報知
鹿島・内田

 J1は1日、2試合が行われ、昨季リーグ王者・川崎はアジア王者・鹿島と対戦する。川崎は28日、川崎市内でホーム・鹿島戦に向け最終調整。主力組の右サイドバック(SB)には新加入のDF馬渡和彰(27)が抜てきされ、今季初先発が濃厚と。鹿島は同日、茨城・鹿嶋市内で最終調整。主将に就任したDF内田篤人(30)は、満を持して今季初先発が有力視される。

 ついに鹿島の新主将がピッチに立つ。内田は昨季途中離脱を繰り返した経験から、1年を戦い抜くための調整を優先していたが、川崎戦で満を持しての先発が有力に。「ゴーと言われればいく」と意気込み、大岩剛監督(46)は「いい状態にあると思う」と“ゴーサイン”を示唆した。

 この日、先発が確実視されていたDF山本脩斗(33)が「違和感があったとのことで先に上がらせた」(大岩監督)と練習を早退。川崎戦のメンバーから外れた。SBを本職とする選手6人中、離脱者は4人目。思わぬ“火の車”状態に、内田の先発復帰が前倒しされた。

 24日の練習試合で60分間ピッチに立ち、27日の紅白戦では途中から主力組に入るなど状態は上り調子。チームは大分との開幕戦(1●2)で敗れたが「1試合負けたぐらいで『あぁ…』という問題でもない」とキッパリ。連敗スタートを避け、鹿島を上昇気流に乗せる。(岡島 智哉)

サッカー

×