【神戸】ビジャ&イニエスタがルヴァン杯に帯同 リージョ監督「彼らが必要」

スポーツ報知
ビジャ(右)とイニエスタ

 ルヴァン杯は6日、グループステージ8試合で開幕する。初優勝を狙う神戸は5日、名古屋戦(パロ瑞穂)に向け、神戸市内で非公開練習。リージョ監督(53)は遠征メンバーに元スペイン代表FWビジャとMFイニエスタを帯同させることを明かした。

 異例の態勢でカップ戦に臨む。リーグ戦との過密日程を考慮し、ルヴァン杯ではスタメンを入れ替えるケースも多いが、指揮官は「ビジャとイニエスタは連れて行く。試合の内容次第では彼らが必要になる」と断言。ビジャは加入から日が浅いとあって「今後、行く可能性のある会場に連れていって、Jリーグのことをより良く分かってもらうことも必要」と理由を話した。

 2人はベンチスタートが濃厚。ビジャは2日のリーグ戦・鳥栖戦でJ初ゴールを決め、2戦連発にも期待がかかる。昨季、チームはプレーオフステージで横浜M相手に敗退。リージョ監督は「我々の目的は育成とタイトルの両立。当然、勝つことを目指す」と言葉に力を込めた。(種村 亮)

 ◆今季のルヴァン杯 参加16チームでグループステージを実施。ACLに出場する川崎、浦和、広島、鹿島を除くJ1の14チームと、J2柏、長崎が4組に分かれ、ホーム&アウェー方式の総当たりで対戦する。各組上位2チームが6月のプレーオフに出場。この勝者4チームとACL参加チームによって準々決勝が行われ、決勝は10月26日に埼玉スタジアム2002で開催予定。

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