【鹿島】採点&寸評…連覇へ大きな白星発進、最高点はカミナリ落として猛ゲキの守護神

スポーツ報知
後半、ゴールを決める鹿島・セルジーニョ(中央)

◆アジア・チャンピオンズリーグ2019▽1次リーグE組 鹿島2―1ジョホール・ダルル・タクジム(5日・カシマスタジアム)

 昨季王者の鹿島(Jリーグ3位)はジョホール・ダルル・タクジム(マレーシアリーグ王者)に2―1で勝利し、白星スタートを決めた。前半43分に東京五輪世代のDF平戸太貴(21)が先制点を挙げ、後半11分にFWセルジーニョが追加点。先発に25歳以下を8人並べた中、2004~05年のアルイテハド(サウジアラビア)に続く史上2度目の大会連覇へ好発進した。

 ◆採点と寸評は以下の通り。

 ▽GK権純泰【7・0】HTに「恥ずかしくないのか?」とカミナリ。ACL3度制覇の実績はピッチ外でも。MOM

 ▽DF平戸太貴【6・0】背伸びせず不慣れな位置で最低限を徹底。貴重な先制点

 ▽DF犬飼智也【5・5】フリーでキックミス×2。コーチングの指示は去年の3倍出ている。後は結果

 ▽DF町田浩樹【6・0】不運な形で失点絡むも、川崎戦での自信ゲットは明らか

 ▽DF安西幸輝【6・0】対面DFの守備意識低く、積極的駆け上がりで持ち味

 ▽MF永木亮太【6・5】周囲が若いのもあり、大人びたプレーが輝いて見えた

 ▽MF名古新太郎【6・5】攻守に戦う姿勢。今後も貴重な戦力。鋭いスライディングに歓声も

 ▽MF遠藤康【5・5】守備で平戸を積極的フォローも、攻撃時は存在感発揮できず

 ▽MF山口一真【5・5】脱・切り札のアピールは不発。バックパスにもう少し愛を

 ▽FWセルジーニョ【6・5】PK失敗も圧巻の技ありゴール。昨季から金森との相性抜群

 ▽FW金森健志【6・0】右に左にボール呼び込む。川崎戦で足首捻挫も「足首めっちゃ強いんで大丈夫です」。本当だった

 ▽MF安部裕葵【5・5】後半25分IN。いつもと逆の右サイドでプレー

 ▽MF三竿健斗【―】後半34分IN。出場時間短く採点なし

 ▽MF土居聖真【―】後半42分IN。出場時間短く採点なし

 ▽大岩剛監督【6・5】先発5人入れ替えで勝利。伊藤、土居、安部ら温存で白星発進は大きい

 ※アルフダイル主審【3・0】ラフプレーを許容し、正当タックルを拒絶。「ブレる」以前の問題

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