【北九州】MF内藤らが10日開幕戦で「国際女性デー」「がん検診」啓発ブース設置

スポーツ報知
内藤(前列右から2人目)らは「国際女性デー」「がん検診」啓発活動をホーム開幕戦で実施(ギラヴァンツ北九州提供)

 J3の北九州が、10日の明治安田生命J3リーグ開幕戦の対F東京U―23の会場となるホームのミクニワールドスタジアム北九州1階にぎわいプロムナード内に「国際女性デー」「がん検診」啓発ブースを設置する。

 毎年3月8日は国連が定めた「国際女性デー」。1975年に制定されたが、日本ではあまり認知されていないことから、この度、一般のファンへの啓発を行うとともに、サッカーを通じて女性の命、未来の命を守るメッセージとして、がん検診啓発活動を行う。

 午前11時からキックオフの午後2時までの活動となる予定。同活動は特定非営利活動法人(NPO)Charity.orgが主催し、DF福森健太、MF内藤洋平、本山雅志、加藤弘堅、川上竜、紀藤隆翔、茂平、國分伸太郎、FW池元友樹が賛同している。ブースでは賛同した選手らが、サポーターに色紙を購入してもらい、サイン会を実施。売り上げを今後のがん検診啓発活動に充てることになっている。女性サポーターには選手が書いたメッセージボードを持ってSNSで拡散してもらい、男性サポーターには女性への感謝のメッセージを書いてもらう。

 今回は「国際女性デー」の啓発と同時に「がん検診」の啓発活動も行う。主導する内藤は「今回、国際女性デーを機に、サッカーを通じて女性の命、未来の命を守る事をメッセージとして伝え、がん検診啓発をしたいと思います。がんと言う病が誰しもかかりうる可能性を秘めている事、がんという病と戦っている多くの方がいらっしゃること、それを支える『第2の患者』と呼ばれる家族について意識を高めてもらいたいと思ったためです。こちらの取り組みは、今後も継続して活動して行きたいと考えていますので、ご協力、何卒宜しくお願い致します」と話した。

 チームの選手会長を務めるDF福森は「女性サポーターの皆様は僕たちに特別な力を与えてくれます。時に厳しく、時に暖かく見守ってくれる方々に感謝申し上げます。いつもありがとう!! そして共に戦おう!」と呼びかけた。

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