【札幌】MF中原、古巣倒して定位置奪取だ 13日ルヴァン杯長崎戦で汚名返上誓う

スポーツ報知
ボールを奪取し前を向く札幌MF中原(中央)

 J1北海道コンサドーレ札幌MF中原彰吾(24)が定位置奪取へ古巣を討つ。13日、ホームでルヴァン杯のJ2長崎戦に臨む。6日の同杯の横浜M戦(1△1)にボランチで先発したが、後半14分にチーム最初の交代を命じられた。「チームを落ち着かせることができず、悔しい思いをした。今回は自分のところで攻撃を組み立てたい」。汚名返上を12日、誓った。

 昨季、期限付き移籍した長崎でプレーした。「ルヴァン杯組は一緒にやっていた選手も多いので。楽しみにしている」と対戦を心待ちにした。長崎から延長オファーもあったが、J1でのプレーを希望し、3年ぶりの札幌復帰を決断した。選択が正しかったことを示すためにも、ピッチで進化を示したい。

 2勝1敗で4位につけるリーグ戦でベンチ入りは果たせていない。「特に守備の面で、ミシャ(ペトロヴィッチ監督の相性)のサッカーに合わせることの難しさを感じている」。攻撃力を武器とするだけに、組織より個で守る形に苦戦しているが、止まってられない。「横浜M戦よりいい試合をして、リーグ戦に絡んでいかないと」。足がかりをつかむべく、ルヴァン杯初勝利に貢献する働きを見せる。(砂田 秀人)

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