【ホンダFC】先制ゴールも後半追いつかれ、ドロー開幕 鈴木主将「申し訳ない」

スポーツ報知
前半24分にDF川嶋(左から2人目)が先制ゴール

◆JFL第1節(17日、honda都田サッカー場)

 開幕し、未踏の4連覇を狙うホンダFCは、地域リーグから今季昇格した松江シティFCと1―1で引き分けた。前半24分にDF川嶋正之(32)のゴールで先制したものの、後半25分に右サイドを崩されて失点。ホームでの開幕戦を白星で飾れなかった。

 ホームの開幕戦は不完全燃焼だった。V4を狙うホンダFCが、昇格した松江に後半追いつかれてドロー発進。DF鈴木雅也主将(28)は「つまらないサッカーだった。来てくれた人には申し訳ない」と、集まった1069人のサポーターに頭を下げた。

 風上の前半は、好機を作りながら1点に終わった。昨年19点を奪い、得点王を獲得したFW大町将梧(26)は「決めきれずに流れを持って来れなかった」と反省。風下の後半は、選手との距離感が合わず、相手に反撃を食らった。井幡博康監督(44)は「開幕の独特な雰囲気はあったけど、ボールロストが多かった」と嘆いた。

 昨年はJFL史上初の3連覇を達成。2年連続でファースト、セカンド両ステージを制する完全Vと、圧倒した。今年はVメンバーが数人抜け、鈴木雅主将も「3連覇は過去のこと」と話す。新たなチームを戦いながら作り上げていく。

(塩沢 武士)

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