【清水】水谷、4年ぶり先発へアピール「去年より体がキレている」

スポーツ報知
戦術練習でキレのある動きを見せた清水・水谷(左)

 J1清水エスパルスは21日、オフ明けで4日ぶりに練習を再開した。次節・31日の湘南戦(アイスタ)に向け、ヤン・ヨンソン監督(58)は先発の「シャッフル」に着手。MF水谷拓磨(22)らが主力組に入った。

 人形を置いて行う攻撃のパターン練習。指揮官は「メンバーは固定せずシャッフルする」と、前節・神戸戦(1△1)の先発から代表で不在のポジションも含め5人を入れ替えた。左サイドバック(SB)に入った水谷はオーバーラップから正確なクロスを放り込み、「去年より体がキレている。監督にいいパフォーマンスを見せたい」と意気込んだ。

 ユース出身の22歳はGK以外全てこなす超万能型。「SBでもボランチのように起点になるのが理想」という。「FWが合わすだけのパスを出していきたい」と北川との“同期ホットライン”構築にも期待がかかる。

 16年途中からFC今治に期限付き移籍。清水に復帰した昨季は左鎖骨骨折で出遅れ、3試合の出場にとどまった。J1で先発となれば15年6月のF東京戦以来4年ぶりとなる。「自分のプレーをどんどん出していく」。限られた時間で猛アピールする。(武藤 瑞基)

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