東京五輪世代の日本代表FW伊藤「リベリーとかロッベンは憧れというか、自分がならないといけない理想像」

スポーツ報知
伊藤達哉

◆ドイツ2部フュルト1―1ハンブルガーSV(27日・場所)

 酒井高徳と伊藤達哉が所属するドイツ2部ハンブルガーSVは27日、敵地で井手口陽介のフュルトと0―0で引き分けた。酒井高はフル出場し、伊藤は後半開始から出場。井手口は90分から途中出場した。

 伊藤は東京五輪代表の年代で、日本代表にも初選出された21歳。11番を背負うアタッカーが試合後に語った。

 ―左サイドから仕掛けたが崩し切れなかった

 「そこは僕の課題。突破もしていて、もっと賢い選手だったら得点に繋げられたなって。監督には試合決めるために後半から行くと言われていた。自分としては試合決めるだけだったんで、そういう意味では悪かったです」

 ―試合を決めるっていうのはアシストと得点?

 「はい」

 ―ドリブルで抜いた後が課題?

 「うーん…まあ、そうですね。自分が今後どういう選手になるかを分けるところだと思っています」

 ―リベリー(バイエルン、元フランス代表FW)は今でも目標?

 「ああ…もちろん、はい。リベリーだけじゃないですけど、リベリーとかは逆に抜き切らないでも、アシストとか得点で結果出すんで。ロッベン(バイエルン、元オランダ代表FW)もそうですけど、憧れというか、ならないといけない、理想像」

 ―初の日本代表。長い移動も経験した

 「あれだけの時間移動して、試合に出れないで帰って来るのは、やっぱりちょっとしんどいものがありました。でも自分が練習でもっとアピールできていたら、また違った結果だったと思う。2、3週間前から体がトップフォームに戻ってきている感覚はあるんで、もう一回代表いきたいですね。また違う形でアピールできるかな」

 ―チームでの背番号11について

 「考えすぎちゃって、空回りしていた感じがある。今は背番号はただの数字だしと。いい方向に向いている。シーズンやっと始まった感じ。ここから結果出していきたい」

 ―責任感

 「重荷にしないように。攻撃の選手なんで、相手を最後だます、出し抜く、そういう気軽さというか、なんて言うんですか? (遊び心?)そうそう」

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