ボルト氏と欧州クラブは破談 代理人がマルタのバレッタに断りの連絡を入れたと、英メディアが報道

スポーツ報知
ウサイン・ボルト氏

 英スカイスポーツは17日、オーストラリアAリーグ・セントラルコーストの練習生となっているウサイン・ボルト氏の代理人が、2年契約を提示したマルタのクラブ、バレッタ側に断りの連絡を入れたと報じた。

 32歳のボルト氏は、陸上男子100メートルと200メートルの世界記録保持者で昨年に現役を引退。かねてからの夢だったというプロサッカー選手を目指して今夏、セントラルコーストに練習生として加入した。12日にオーストラリアで行われた練習試合では2ゴールを決めて一躍、注目を集めた。

 この活躍を受け、地中海の小さな島国であるマルタの強豪クラブ・バレッタが2年契約でオファー。しかし報道によると、せっかくのプロ契約を断ったという。

 ボルト氏の代理人は米ESPNの取材に対して「我々は同様のアプローチを(様々なクラブから)受けている。私はマルタで、この(プレーする)機会を追求することは望んでいない」などと語った。

 また、バレッタの幹部はESPNの取材に「ボルトがサッカーのキャリアでも全力を尽くすことを望んでいる。我々のオファーは、常にテーブルの上に載っている」と語ったという。

サッカー

×