南野「爪痕残したかった」けど得点絡めず。代表帰りの宿命か…出番は10分間

スポーツ報知

◆欧州リーグ・1次リーグ第3戦(25日)

 B組で日本代表MF南野拓実のザルツブルク(オーストリア)はローゼンボリ(ノルウェー)を3―0で下して3連勝。南野は後半37分からトップ下で出場したが得点には絡めず、欧州リーグ2戦連発はならなかった。

 今月の日本代表戦(パナマ戦、ウルグアイ戦)で合計3ゴールを挙げ一躍エースの座をつかんだ南野が、クラブで“代表帰りのジレンマ”に陥った。長距離移動の疲労を考慮されて、20日のリーグ戦はメンバー外。この日はノルウェーのチームとの対戦ということもあり、監督がノルウェー人FWを先発させる配慮でベンチスタートとなった。

 出番は3―0と大勢が決した終盤。「絶対に爪痕を残してやろうと思っていた。だからこそ決められなくて悔しい」。出場直後には自陣からドリブルで持ち上がって右へ展開。再びパスを受けると、中央へ仕掛けて左足でシュートを放ったがGKに阻まれた。「絶対的な選手だったらこういう状況じゃない。結果を出し続ければ何かが変わってくるかもしれない」。前を向き、次のチャンスを待つ。

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