【ダバイ!西野Jサポーター】〈7〉昌子の姉・俳優の楓さん「まさかあのやんちゃ坊主が」セネガル戦も先発濃厚・弟にエール

2018年6月23日10時0分  スポーツ報知
  • 笑顔で写真におさまる幼少期のDF昌子源(右)と楓(左)(本人提供)

 連載第7回はコロンビア戦で国内組から唯一先発起用され、的確なカバーリングで勝利に貢献したDF昌子源(25)=鹿島=。俳優として活躍する姉・楓さん(27)が幼少期のエピソードを紹介し、エールを送った。(取材・構成 岡島 智哉)

 まさかあのやんちゃ坊主がW杯に出場するなんて。信じられない気持ちです。「俺は大工になる。とび職になる」と言っていた彼が…(笑い)。

 小さい頃は家の外でも中でもボールを蹴っていました。夜も布団にダイビングしてGKごっこ。そこそこ選手として名前は知られていたと思います。神戸市の北区に住んでいたので、他チームから「北の怪物」と呼ばれていて。「俺は北の怪物って言われてんねん」と肩を切るように歩いていたのを覚えています。

 G大阪のジュニアユースに入ってから状況が一変しました。身長が伸びなかったんです。中学生の中に1人、小学5年生が交じっているような感じで。「ジュース買ってこい」など、パシらされることもあったようです。チームメートの宇佐美君(FW宇佐美貴史)は優しかったですが、中には性格がきつい子もいて。源は練習中も全然しゃべらなかった。円陣を組んでも後ろの方でチョコンとしてたり。自信を失ってしまいました。

 最初は滝川二高(兵庫)に進学予定でしたが、チームが推薦状を書いてくれませんでした。もともとしょげていたのが、もっとしょげてしまった。「俺なんて行くとこない」と。高校進学を諦めてしまいました。まゆ毛もなくなり、安全ピンで耳にピアスの穴を開けて髪も染めて。懐かしいですね(笑い)。

 父親の紹介で米子北高(鳥取)に練習参加した時も、とび職になる気満々でした。でも心のどこかで、サッカーを諦めたくない気持ちを持っていたんだと思います。1年先輩で同じ関西出身の山本大稀さん(現関西リーグ・おこしやす京都SC)が「よく来たな!」と言ってくれて。それが大きかったのかな。サッカーを続けることになり、今に至ります。

 源が宇佐美君と一緒に練習しているだけで、母は涙です(笑い)。源が結婚してからは鹿島の試合も見に行かないようにしていましたが、今回のW杯は両親と一緒にロシアに来ています。源らしいプレーで、日本を勝利に導く活躍を期待しています。(談)

 ◆昌子 楓(しょうじ・かえで) 1991年3月21日、神戸市生まれ。27歳。大学時代にモデルとしてスカウトされ、17年から「エーチームグループ」のA―Lightに所属し俳優として活動。舞台「人生の大切なことに気づく奇跡の物語」などに出演。サッカーは未経験だが、リフティングの最高記録38回。身長165センチ。

日本代表
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