フランス4発!5大会ぶり2度目優勝

2018年7月16日6時0分  スポーツ報知
  • ワールドカップ・トロフィーを掲げて喜ぶフランスイレブン(カメラ・竜田 卓)
  • 決勝トーナメント

 ◆W杯ロシア大会▽決勝 フランス4―2クロアチア(15日、モスクワ)

 決勝は、FIFAランク7位のフランスが4―2で同20位のクロアチアを破り、自国開催の98年大会以来20年ぶり2度目の優勝を飾った。1―1で迎えた前半38分にMFグリズマンのPKで勝ち越すと、後半にはMFポグバ、エムバペが追加点を奪い、快勝した。決勝での4得点は70年メキシコ大会のブラジル以来48年ぶりで、2回目の優勝はアルゼンチン、ウルグアイに並び歴代4位タイとなった。

 20年間待ちわびた歓喜の瞬間が訪れた。MFグリズマンは目を潤ませ、ダメ押しの4点目を奪ったMFエムバペは両手をあげて喜び、ベッケンバウアー氏(西ドイツ)以来史上2人目となる「主将&監督での優勝」を成し遂げたデシャン監督(49)は選手たちと熱い抱擁を交わした。

 優勝を決定づけたのは、グリズマンだ。前半18分にFKからオウンゴールを誘発すると、同38分には冷静にPKを沈めた。今大会はチームトップの4得点に2アシストと大車輪の活躍で、「幼い頃の夢だった」と語る優勝トロフィーを掲げた。所属するAマドリードでは15―16年シーズンの欧州CL決勝で、RマドリードにPK戦で屈した。16年の欧州選手権決勝はポルトガルに0―1で敗北。“3度目の正直”で頂点をつかみ取った。

 伸び盛りの軍団が一気に頂点まで駆け抜けた。23選手の平均年齢は25・6歳。前回優勝した98年の12月に生まれた19歳のエムバペが「新生フランス」の象徴になった。主力のグリズマンやポグバは前回ブラジル大会で8強入りし、自国開催だった16年欧州選手権で準優勝と着実に実績を重ね、そこに異次元の快足アタッカーというラストピースがはまった。

 前回大会優勝のドイツなど強豪が次々と敗退する中、優勝候補として前評判通りの力を出し切った。「美しい歴史の一ページを刻みたい」。前日会見でそう話した指揮官が見事に大願を成就させた。

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