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パラ卓球“岩渕幸洋の歴史的挑戦”力の差「どう感じ取ってくれるか」

2018年4月17日12時0分  スポーツ報知
  • 岩渕のフォアハンド強打は健常者にもひけをとらない

 1977年から行われている日本リーグに、パラ選手の出場は過去にないという。岩渕の参戦は“歴史的挑戦”となる。個人戦で行われたビッグトーナメント(5~7日、仙台)では3戦全敗。力の差はあるが、起用する方針を決めた協和発酵キリンの佐藤真二監督(55)は、「東京パラリンピックで金メダルを獲得する可能性を高めるための試練。普通にやったら勝てないが、それをどう感じ取ってくれるか」と、強化の場として成長を促す考えだ。

 岩渕と同じ男子「クラス9」の世界ランク1位で、リオ大会王者のローレンス・デボス(17)=ベルギー=は、健常者の国際大会にも出場するなど、岩渕も「本当に強い」と認める存在だ。持ち前の台上での攻撃をどう生かしていくか。佐藤監督が成長のカギと感じているのは、岩渕が持つ貪欲さだ。「彼は本当に強くなりたいという気持ちが強い。リーグでもまれて、パラの試合にどう生かすか」と、期待している。

 ◆パラリンピックの卓球 1960年ローマ大会から実施。健常者の卓球(88年ソウルから)よりも前に採用され、64年東京大会では男子ダブルスで猪狩靖典・渡部藤男組が日本の金メダル1号。92年バルセロナ大会でもダブルスで2組が金メダルを獲得している。現在は男子が11クラス、女子は10クラスと団体戦を実施。クラス分けは1~5が車いす(女子は1と2が合同)、6~10が立位、11が知的障害となっており、車いすと立位は数字が大きいクラスほど、障害の度合いは軽くなる。立位や知的障害は、基本的には健常者の卓球と同じルールで行われる。

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