【Bリーグ】川崎、北卓也ヘッドコーチ続投「歴史は維持しつつ、常勝チームを目指して行きたい」

スポーツ報知
Bリーグ・川崎の事業戦略発表会見に登壇した北卓也ヘッドコーチ(左)と元沢伸夫社長

 プロバスケットボールのB1リーグに所属し、運営権が東芝から大手ITのDeNAへと譲渡された川崎が4日、川崎市内で事業戦略会見を行った。チーム名の「ブレイブサンダース」とチームカラーのえんじ色は受け継がれることとなった。元沢社長は「東芝スポーツを継承するものであり、(社内で)いろんな議論があったが、全て受け止めて引き継いでいきたい。このクラブ名で戦って行きたい」と説明した。また、会社名は「DeNA川崎ブレイブサンダース」へと変更となり、チームのロゴもバスケットゴールに稲妻が描かれたマークへと一新されることとなった。

 プロ野球の横浜DeNAベイスターズ、サッカーJ1の川崎フロンターレに並ぶチーム作りを目指し、元沢社長は「何とかバスケットボールのステータスを上げてメジャーにしたいと日に日に思う。それが我々のミッション。(野球とサッカーとの)差を埋めていきたい」と意気込んだ。まずは、アリーナに新たな仕掛けを作り、来季には天井からつるす大型ビジョンが設置される。また、家族層や若い女性をターゲットとしたグループシートの販売も計画中だという。

 会見では、北卓也ヘッドコーチの続投も発表された。来季で8年目となり、「1950年からの(チームの)歴史は維持しつつ、常勝チームを目指して行きたい」と語った。

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