【Bリーグ】北海道・多嶋、2季連続主将に意欲「先頭に立ち、上を目指す」

スポーツ報知
新シーズンの健闘を誓う松島(左)、多嶋の司令塔コンビ

 Bリーグ1部レバンガ北海道のポイントガード(PG)多嶋朝飛(29)が5日、札幌市内で契約更改会見に臨み、今季の飛躍を誓った。

 北海道6季目となる多嶋は昨シーズン、2季連続主将を務め、平均7・6得点、同4・7アシスト(リーグ6位)と活躍。3月11日の三河戦ではリーグ最多タイの14アシストも記録。ボールと人が連動、攻守の切り替えの速い“レバンガ・スタイル”の司令塔を担った。「日本人選手は、昨季とほぼ同じ顔ぶれで、メリットを生かしたい。主将継続あるなしにかかわらず先頭に立ち、より精度の高いバスケットを展開。チャンピオンシップ進出ではなく、それ以上を目標にしたい」と今季もけん引役を志願した。

 発奮材料は、6月29日のW杯1次予選(千葉)で、リオ五輪4位のオーストラリアを79―78で破った日本代表の大金星。北陸高(福井)時代の同級生で、同じPGとして昨季は川崎の主将も務めた篠山竜青(29、川崎)らに刺激を受けた。

 9日にチームは始動。「自分も日本代表入りが目標。そのためには相手、局面に応じてゲームコントロール、得点いずれにも対応できるスキルを磨き、チーム、個人両方で結果を出しアピールしたい」と東京五輪ロード参戦に意欲を見せた。(小林 聖孝)

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