【ウィンブルドン】パワフルな21歳オスタペンコ、ケルバーを打ち破れるか…準決勝みどころ

スポーツ報知

◆テニス ウィンブルドン選手権第10日(12日、英ロンドン)

 テニスの4大大会第3戦、ウィンブルドン選手権第10日(12日)は女子シングルス準決勝などが行われ、WOWOWライブで生放送される。

 男子シングルスは4強全員が30代の「おっさんウィンブルドン」。対する女子はトップ10シードのうち9人が16強入りもできない、1968年のオープン化以降初の事態。36歳のセリーナ・ウィリアムズ(米国)、30歳のアンゲリク・ケルバー(ドイツ)、29歳のユリア・ゲルゲス(ドイツ)と勝ち残った年齢層は高め。21歳のエレナ・オスタペンコ(ラトビア)の若さが際立つが、勢いは十分だ。

 ミスを恐れぬ攻撃力を武器に、17年の全仏で史上初のノーシードから優勝を果たした。今大会も3度目の出場で一気に準決勝まで駒を進めた。ウィンブルドンは14年にジュニア女王に輝き、本戦初出場だった15年には1回戦で第9シードのスアレスナバロを破る番狂わせを演じたこともある、好相性の舞台だ。

 パワフルなショットは芝で威力を発揮し、4回戦では28本、準々決勝では33本ものウィナー(決定打)をたたき込んでいる。元世界No1のケルバーの守備力を打ち破れるか。

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