世界ソフト・エース上野完封で決勝へ…米国と再戦

スポーツ報知
カナダ相手に力投する先発の上野

◆ソフトボール女子世界選手権第11日 ▽決勝トーナメント(T)3位決定戦 日本3―0カナダ(12日、千葉・ZOZOマリンスタジアム)

 3位決定戦が行われ、2大会ぶりの優勝を目指す世界ランク2位の日本は、同3位のカナダを3―0で破り、決勝進出を果たした。

 世界最強の右腕、エース上野由岐子(36)=ビックカメラ高崎=が7回を7奪三振、被安打4無失点で完封。今大会6試合に登板し、いずれも0封と圧巻の投球を見せた。。

 打線は、初回に1死一塁から3番・山崎早紀(26)=トヨタ自動車=が、バスターの構えから外角の球を逆らわずに振り抜き、右中間への適時三塁打を放ち先制。3回にも山崎が、代わったカナダの2番手・カイラの得意球、チェンジアップを捉え、左中間にランニングホームランで2点目。山崎のバットが、力投するエースを援護した。日本打線は序盤3回までに3点を奪い、試合の主導権をつかんだ。

 決勝は、王者・米国と再び激突する。同日午後7時からプレーボール。宇津木麗華監督(55)は「隠すことは何もない。(決勝も)上野で勝負していきたい」と運命の決戦に向けて、目の色を変えて意気込んだ。

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