【Bリーグ】北海道・市岡、入団会見で宣言「リバウンド、ブロックショットでトップ10入り狙う」
スポーツ報知
プロバスケットボールBリーグ1部のレバンガ北海道は13日、札幌市内で前シーホース三河のPF市岡ショーン(27)=198センチ、96キロ=の入団会見を行った。
初参加のチーム練習でも力強い動きを披露した市岡は「複数のチームからオファーを受けたが、一番最初に声をかけてくれて、プレータイムも約束してくれたレバンガでプレーしようと決めた。求められているリバウンドで貢献、エネルギッシュ、ハッスルプレーをアピールしたい」と2季ぶりBリーグ復帰へ決意を新たにした。
清永貴彦チーム統轄は「身体能力が素晴らしく、走力もある。チームの弱点だったリバウンド強化、インサイドの得点で期待している」と話した。
市岡は米国出身。父が米国人で母が日本人。米国の高校卒業後、2010年リンク栃木(現・栃木ブレックス)に入団してプロ生活がスタート。その後、トヨタ(現・A東京)、アイシン(現・シーホース三河)でプレー。昨年6月に三河を退団。昨季は、チームに所属せず、米国の大学で経理の勉強に励み、痛みがあった両膝など体のケアにも努めた。
2011年に日本代表候補入りし、翌年のアジアカップで準Vに貢献。「今季のスタッツ目標は、リバウンド、ブロックショットでリーグのトップ10入り。レバンガから日本代表入りも目指したい」と目を輝かせた。(小林 聖孝)