バドミントン日本代表、味方につける「風」「声援」

スポーツ報知

 メダル量産が期待されるバドミントン代表は17日、ジャカルタ市内の試合会場で初練習を実施。鍵となる「風」と「会場の声援」の2つを味方につけ、団体戦(19日~)から好発進する。

 7110人収容の会場は作りが小さく、空調の影響が大きい。女子単で世界選手権銅の山口茜(21)=再春館製薬所=はショット感覚を入念に確認した。同会場で行われた7月のインドネシアOPは準々決勝敗退。「難しい会場ではある。コントロール重視でいきたい」と、風への適応を鍵に挙げた。

 もう一つが声援だ。インドネシアではバドミントンが国技とあって、朴柱奉監督(53)は「世界で一番うるさい体育館」と苦笑いする。男子ダブルスで世界選手権銀の嘉村健士(28)=トナミ運輸=は「アグレッシブなプレーをすれば、お客さんも乗ってくる」と会場を味方にする考えだ。

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